zumafish's diary

忘れたくないこと

2014-01-01から1年間の記事一覧

方法論への執着

職場における方法論への執着は、ハイテク幻想の実例である。この幻想は、本当に大事なものはテクノロジーであるという信念から派生したものである。そのテクノロジーが何であれ、チームの社会学を大きく悪化させるという代償によってのみ得られる。

沢庵禅師の名言

"本心とは、一つのところにとどまらず、身体全体に伸び広がった心のことである。妄心とは、何かを思い詰めて一つのところに固まった心をいう。本心を失うと、色々な働きが欠けるから、本心を失わぬようにすることが肝要である"

スケジュールの3つの目的

スケジュールには3つの大きな目的がある。第一の目的は、いつものごとが完了するかを明確にする。これにより、来週、来月、来年に向けて各メンバーがどういった成果物を調達するかが明確化され、メンバー間である種の契約が結ばれる。これにより心理的な強制…

"とがる"ということ

"とがる"ということは自分が決めた物事に対してどんな説明もできるということである。

コービー・ブライアントの"盗む"

"僕の動きはどれも一流選手たちから盗んだ物ばかりさ。僕は報いたいんだ。動きを教えてくれた先人たちにね。全ては試合のためさ。試合はずっと僕自身より大事なんだ。"

ジム・ジャームッシュの"盗む"

"自分の感性と共鳴するもの、想像を掻き立てるものなら、どんなものからでも盗みなさい。昔の映画、今の映画、音楽、本、絵、写真、詩、夢、雑談、建物、橋、看板、木、雲、水、光、影。どんどん吸収し、心に訴えかけるものだけから盗むのだ。そうすれば、君…

真似ると盗む

"未熟な詩人は真似るが、熟練した詩人は盗む。無能な詩人は盗んだ物を壊すが、有能な詩人はより優れたものを、少なくとも違うものへと変える。つまるところ有能な詩人は、盗んだ物を全く異なる、独特な雰囲気に変えてしまうのだ。"t.s.エリオット

PMの存在意義

マネージャーは作業員とは異なり、定められた作業に貢献するために雇われているわけではない。マネージャーは周囲にいる人々の価値を増幅するために雇われている。また優れたマネージャーは、作業の質と関係者全員の生活の質を向上させる。メンバー自らは作…

PMのバランス感覚:信者か懐疑論者か

自らの仕事に信念を持つリーダーは誰からも尊敬され、チームの士気を大いに高める。PMとして自らの作業に自信を持つこと、そしてその作業によって達成される目標の真価を知ることは重要。しかしそれと同時に、物事の実行状況や達成方法については懐疑論者に…

PMのバランス感覚:勇気と恐れ

勇気のある人とは恐れを知らない人のことを指すというのは勘違いである。勇気とは、恐れを感じながら何らかの行動を起こせるという資質を指している。PMは悪化しそうな全ての物事に対して健全な関心を持ち、それら全てが完全に起こりうると考えなくてはなら…

PMのバランス感覚:口頭と文書

現在電子メールに頼るコミュニケーションが増えているが、口頭によるコミュニケーションスキルは、依然としてPMに欠かせないものである。面と向かった対話によって効率的にアイディアを理解したり伝達する必要がある。一方、組織やプロジェクトが大きくなる…

PMのバランス感覚:曖昧さにの許容と完全性の追求

どんなプロジェクトも、初期の段階では未知のものが既知のものを上回っているため、極めて流動的であり、不確定要素も数多くある。曖昧さは優れたアイディアを洗い出すために必要不可欠である。PMはこういったことを管理しない場合であっても留意しておく必…

PMのバランス感覚:独裁と移譲

PMにおいて最も重要なことは、権限の明確化と迅速対応です。PMは自信を持ち、毅然とした態度で、チームの行動を制御したり何らかの行動を強制しなければならない。しかし目標とすべきはこういった極端な状況を発生しないようにすることが大切で、健全なPMは…

PMのバランス感覚:エゴと非エゴ

PMには多大な責任が課せられるため、自らの作業から個人的な満足感を導き出そうとすることがしばしばある。プロジェクトを進行する上で多大な感情的投資を行っていることは理解できる上、多くの場合はこの感情的投資によって効率の追求を可能にする緊張感と…

プロジェクトマネジメントは芸術

あらゆるプロジェクトにおいて要求される態度は状況によって異なってくる。プロジェクトマネージャーはこういった態度の存在に気づくだけでなく、適切な状況下で適切な態度をとるという本能を磨いておく必要がある。それには直感や判断、経験が必要。こうい…

"ひとりの本音"

たくさんの人を動かす原点は、ひとりを動かすことにある。心の沸点が1人にでも生まれなければ永遠に何万人もの人が動くことはない。

専門家の警句

"専門家とは非常に狭い範囲で、生じうる間違いのすべてを経験した人のことである"byニールス・ボーア現在"なぜ現状のやり方が上手くいかないのか?"を得意顔で解説する人は増えたが"どうすれば上手くいくか?"を指南する人は減った。しかし広告は技法や科学だ…

洞山良价の詩

自分でないものに向かって真実を求めることは最も忌むべきことである。他で求めた自己は、自分自身とは全く異なっている。私は我が道を行こう。すると至る所で自分自身と出会う。我とは、自分が対象として理解できる何かではない。あらゆるものを含む自分自…

"あきらめる"の語源

あきらめるの語源は、元々仏教用語で"あきらめる=明らめる"と書き、"物事の道理、真理を明らかにし、こだわりを捨てること"という意味である。あきらめるとは、その先に行って新しい世界に飛び込むという意味と捉えることができる。

メディアで人を動かすときに諦めるべきこと、諦めるべきでないこと

◆あきらめるべきこと・広告やメディアで沢山の人にリーチさえすれば人は動く、と信じること。・消費者の何もかもをコントロールしようとする。・沢山のお金をかければかけただけ人は動く、と信じる。・あなたの商品やサービスの良いところさえ伝われば興味を…

フィルジャクソンの勝利の神髄

"仏教徒の言葉に「天国と地獄は紙一重」という言葉があるが、私はバスケットボールにも同じことが言えると思う。優勝を勝ち取ることはデリケートな綱渡りの上に成り立ち、自分の意志を行使することで達成できることは僅かしかない。リーダーとしてのやるべき…

敗北に積極的に関与すること

禅の導師ジャクショウ・クォンは"敗北に積極的に関与することを提案している。皆は成功し、幸福になり、全ての欲望を満たすことだけを追い求めることに慣れすぎている、と彼は説明している。しかし、敗北が成長を促進することを理解しているとしても、ほとん…

人を動かす戦略のステップ

ステップ0:ステップ以前に必ず目的と目標を策定する、いったい誰を何人くらい動かそうとしているのか。さらに大事なことは何人くらいのどんな行動を期待しているのか。避けたいのは"できるだけ沢山の人に…"のように曖昧な規模にすること。ステップ1:インサイ…

消費者に体験させる

商品を買ってもらう。それには体の要素が大事である。なんでもいいというわけではない。問題は何を体験させるかである。何を体験させるか。それ自体が重要な戦略であり、工夫が必要である。その時のヒントが心の沸点である。本音に基づく心の沸点そのものを…

仏陀の名言

怒りを持ち続けることは、誰かに投げつけようとして熱い石炭を握りしめるようなものだ。火傷するのは自分のほうだから。

心の沸点サンプル

虚栄心:俺は誰より勝っている。ちょっとくらい見栄はっておかないと…。羨望感やロマン心が影響している。横並び心:みんなあれ持ってる。取り敢えず合わせていこう、安心だし…。使命感:これは絶対にやるべきだ、絶対にそうだ。連帯感:みんなと一体になってい…

広告におけるインサイトとは

インサイトとは"人間がとる、ある行動になっている本音"のことである。コレが本音と到達した場合は、それを心の沸点。心の沸点を探し、コミュニケーションを行えば、人は行動を取り始める。それが人が動くどいうことの正体。

広告におけるラベリング

ラベリングとは、特定のグループや行動に名前をつけることである。例えばサロネーゼやネスカフェアンバサダーなどがそうである。ラベリングによってコミュニテイの所属意識が高まる、報道やクチコミにのりやすくなる等といったメリットが出てくる。

一億人動くポイント

・新しい習慣を提案する・ライフスタイルの違いに対応する

自己増殖のメカニズム

1000万人に伝わっているコンテンツは全人口でも約10分の一なので身近なところで興味ある無しに関わらず参加者を目の当たりにして"参加したい"というスイッチが入りやすくなる。マラソンや劇団四季がそうで、ある種オウンドメディア化しており、なんの興味も…