zumafish's diary

忘れたくないこと

六花亭製菓社長 小田豊氏のブランドに対する考え方

"ブランドというものは、作ろうと思ったって作れるものではありません。

ブランド作りという言葉は耳にしますが、私はいつも違和感を覚えます。思い上がりではないかと。ブランドとはあくまで結果としてできることで、意識して作れるものではないと思っています。

 

果たして六花亭がブランドかどうかは分かりません。今まで菓子を作り続けてきて、これをブランドにしようなどという気持ちはさらさらありませんでしたから。

 

俗っぽいけども、美味しい妥協のない菓子を作ろう。これに尽きるんですね。結果として顧客が六花亭なら安心だねと言って買ってくれる。そういうことだと思うんです。

 

日々の積み重ねの結果です。別の言葉で言うと、古くならないことがブランドじゃないかと。時間に耐えられる商品。さらに言えば時間とともに価値が増す商品。ブランドとはそういうものではないかと思います。"