写真
チェスのようなゼロサムゲームでは、相手に意図をくませないのが戦略だが、繰り返しの関係からなる社会では、相手に意図を理解させて協調関係を結ぶ方がいい
夫婦は鑑
その時の流行というか、その時の人に理解してもらえるテクニックみたいなものがあるわけ。ところがとそれは、時間が経つと色あせてきてさを歌謡曲みたいな懐かしメロディみたいになっちゃうわけ。
撮影した瞬間は今も覚えているかという問いに対して "自分でも不思議ですがかなり鮮明に覚えていて、ファインダーを覗いている時の感情とか、情景が今でも思い浮かぶ。 それは写真特有のことなのかもしれません。ファインダー越しの自分にすぐ戻ることができ…
例えば100枚の写真を撮って、一枚の写真を選ぶとする。そうすると選ばれる写真の質が分かってきたりして"観る力"がやしなわれたりする。写真のセレクトは最も難しく、重要なセクション。ある世界的にも有名CMディレクターはテーク数分のパターンを組み、最終…
"憧れを撮り続けた写真家でしょうね。その時に出会った憧れの対象の数々を、最高の一枚にしてきただけです。その写真たちが段々多くなってきた。もしかしたら僕がやってきたことは、本当に、それだけなのかもしれない。"ポートレートは自分にないものも持っ…
"各要素が一致し、人為を超越した偶然が写真になる。それはただ来て、そして去って行くものだ。とらえるか、とらえないかのどちらかしかない。複数の決定的瞬間は存在しない。"アンリ•カルティエ
ポートレート写真とは、たとえ被写体が社会構造をほのめかしても、ドキュメンタリーとは本来的に異なる性質のものだ。それは攻撃的な性格を備えた、個人的な声明なのだ。写真家の目はただ表現しようとしているのではない。説得しようとしているのだ。