zumafish's diary

忘れたくないこと

鋤田正義

鋤田はいつも静かに考えている。鋭い観察眼で素晴らしい表現をする。どんな小さなことも見逃さない。地に足が付いている。特徴をつかみ、表現する。そしてその表現が詩人。

 

鋤田はカメラを持たない感じがする。レンズを突きつけられるとピリピリするが、鋤田がレンズを向けるとそれがしない。作り込み感もなく、自然体。ビジュアルが景色に流れ込む。フロウなのだ。

 

被写体に対する愛情がすごい。被写体が見られたら嫌な素材は他人に見せない。

 

好きな気持ちが表現に溢れている。写真と相手とカメラがとにかく好き。