zumafish's diary

忘れたくないこと

PCLの基本概念

PCLとは業界の売り上げ推移を時系列的に示すもの。どんな新しいカテゴリの商品ジャンルも人間の一生と同様、上手く成長したとしても成熟、衰退してしまうという極めて定性的な理論のこと。

全てに当てはまらないが各ステージごとの基本戦略は下記。

◼︎導入期
新しい商品概念に抵抗が少ないイノベーターへの啓蒙をはかる。イノベーターは新規性が高いものに目がなく、価格に敏感でないため、あくまで価格は高めで設定。逆に破格の浸透価格を設定するのも手段。市場が立ち上がるタイミングを注視する。

◼︎成長期
市場拡大のため、販路やモデル数を増やし、徐々に価格を下げて行く。大手企業からセカンドorベターを目指す商品が出現した場合、成長性の高い市場と他社が判断したといあ時期なので、先行者は競合より一歩先にいくような機能強化は必須。価格を高く設定した場合、浸透価格で設定する場合もある。

◼︎成熟期
飛躍的に競争が激化するこの時期、来るべき価格競争に備え、大幅なコストダウンを目指す。性能面で似たり寄ったりな場合は同質的な商品群からの脱却を目指す。

◼︎衰退期
できるだけ投資を抑えつつも延命措置を図りつつ、撤退時期を模索する。新たな用途開発を模索。