<ネタバレ注意>映画:レヴェナントを観て
折れた脚で歩き回り、燃やした藁で首の傷を消毒し、腐った肉片や生魚を喰らい、馬の内臓を排で馬体の中で暖をとる生への執着。
川で岩に隠れながらも敵に見つかってしまった時の絶望と、飛び交う矢が霞む音、敵の銃声、熊が迫ってくるときの足音と格闘しているときの息づかいや肉を引っ掻く音から成る恐怖。
その過酷さと感情を伝える主人公の表情と行動。
とにかく台詞以外の画や表情、カメラアングル、生々しい音で魅せる映画らしい映画でした。
復讐への執着が主人公を突き動かしているかもしれないが、個人的には”強く生きるとは。。。”の言葉に成らない答えが見つかったような気がします。
そりゃあ、アカデミー賞取るよ。。。圧巻です。