zumafish's diary

忘れたくないこと

アドラーの心理学 対人関係

対人関係が苦手で理由は自分のことが好きにならない、自信がないという人がいる。それは自分のことを好きにならないと決心しているからである。自分が嫌いな自分が善としている。

それは結論、対人関係の中で嫌われ、傷付かないことを恐れているだけ。自分が好きになれば他人から愛されると思いたいだけ。

対人関係で傷つかないなどありえない。自分を受け入れて、前に進んだ方がいい。

アドラー心理学 目的論

アドラー心理学において、現在があるのは過去が原因ではなく、目的を考える。

例えば家に不安で引きこもっている人がいたとして、不安になる原因が過去にあるのではなく、外に出たくないから不安という感情を作り出していると考える。

アドラーはトラウマを明確に否定する。

いかなる経験も、成功や失敗の原因ではない。経験に苦しむのではなく、経験の中に目的に叶うものを見つけ出す。自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味によって自らを決定する。

人生とは誰かに与えられるものではなく、自分がどう生きるか選ぶのは自分である。

コービーのプロとは?

何故そんなに頑張れるか?その過程が好きなんだ。自分ができるか確かめたい。ダメな時は大きな目標を思い出す。やるべきことを細分化してコツコツやっていくだけだ。

 

子供の頃、試合を見に行けば選手のプレーを見られると思ってた。選手が疲れてるとか怪我してるとか思わなかった。ただ彼らのプレーが見たかった。

そう思うと病気も捻挫も関係ない。試合を観た子供たちは次世代の選手になるかもしれない。コートに立ってプレーしなきゃ。

コービーのリーダーとは?

私のような性格の者には大きなチャレンジだった。うまくいかない時は全部一人でやってしまいたくなる。ついてこないなら引きずってくだけだ。そういう性格だとリーダーはむずかしい。

リーダーは孤独なもんだ。問題ない。対立を恐れていたら目標は達成できない。仲間と抱擁したり、歌ったり、失敗を慰め合っても勝利は手に出来ない。

そんなの現実じゃない。リーダーは全員を喜ばせることはできない。気まずくなろうが責任を負わせる必要がある。

夕食の向かいに座る人のことを考えてご覧。

自分の歯に何かがついてる時、遠慮して教えてくれない人がいい?そのまま外出したら笑い者になって恥をかくのに?一瞬の気まずさなんて気にせず、付いてるよと教えてくれる人?

他の人の前で恥ずかしい思いをせずに済む。私なら絶対教える。

その先は貴方次第。間抜け面をそのまま続けるかは。

人間性を否定してるんじゃない。動きについてだ。もし自分のエゴや個人的な感情を脇に置けたら別の場所に行けるんだ。

彼らのベストの状態になれるよう、リーダーは導かなければならない。彼らは理解出来ないかもしれない。それでもやれるリーダーでなければ勝つことは出来ない。

すばらしき映画音楽メモ

屋外に置いてあるからすぐに劣化してしまうが、ピアノも本望だと思う。

 

音楽は映画の魂。狙った通りの反応を引き出す、感情の潤滑剤。映像では伝えられない感覚に訴えかける。作品はと昇華かさる。

 

昔は映画館にオルガン奏者がいた。音のない映画に命を吹き込んだ。

 

大体監督は、映像に込めた想いを言葉にできない。だからセラピストのように言葉から意図を掴む必要がある。

 

アナ雪、クリフトフ ベック

作曲家からすると映画は演劇とも現実とも違う。アングルやカットがあり極めて人工的。親近感を与えないといけない。

 

ベートーベンはモチーフを最大限に活用した。交響曲第5弾。全体が同じリズムを刻んでる。シンプルなフレーズでいろいろなイメージをアレンジする。モチーフによって作中の関連性が見えてくる。様々な要素を結びつける。クライマックスに壮大なアレンジで流れる頃には観客席の耳に馴染んでる。そこに向けて組み立てる。

 

バーナードハーマンの特筆すべきは独創的なオーケストラ音楽を生み出す能力。めまいは、映画音楽の完璧な手本。ミステリアスを完璧に表現している。ヒッチコック作品の多くを担当し、印象に残す手助けをしている。短いとフレーズを様々な表現をアレンジしている。

 

マッドマックスは作曲期間に7ヶ月費やした。様々な打楽器で試した。自分で鳥肌が立つような音楽でないとダメだ。おごりでもなく、観客や各人の心にも届くわけがないと思う。

 

音楽というのは多面体。脳で処理する場所も変わってくる。メロディや音程といった情報に反応する部位もあれば、テンポやリズムなど時間に関わる情報を受け取る部位もある…そして生理的な反応が現れる。鳥肌が立つという状態は胎内の変化のサイン。脳の側坐核報酬系と呼ばれるシステムの一部で、チョコレートやセックスにより刺激される部位、興味深いのはドーパミンの放出とそれに伴う快感の反応が音楽を聞いた時にと起きる

 

音楽は実態のない唯一の芸術。音楽自体には触れられない。空気の振動でしかない。空中分子を動かしてるだけ。でもそれで感動や記憶に残すことができる。目には見えないが変化を与えている。

 

映画音楽はつねに意識するものじゃない。なのにすごい影響力がある。

 

オバマの演説でタイタンズを忘れないが爆音で流れた。無断で使われたが全く違う場で使われて楽しかった。タイタンズを忘れないオバマが選んだのも興味深い。目指す姿をあの曲が表現した。

 

90分の映画を見ると21000回以上動く。

見る場所は自分で選んでいると思いがちだが、多くの研究でそれに反する結論が出せている。観客は大体同じタイミングで同じ場所を見ている。映画で目線を誘導する方法の一つは、画面上の特定の動きに音楽をマッチさせること。何かが上昇する時に音程を高くしたりね。カール爺さんの空飛ぶイエスの幸せな結婚生活はお手本。登場して絵の中心となる風船に合わせて音も作られている。つまり音楽がシーンにおける目の動きを作っている。目線の振り付けの一翼を担っていると言える。

 

クアンシージョーンズ

昔はよく見るものと音が一致していた。階段を上り、ロマンチックなカスとか、また耳を連動させる感じだ。

 

ジェリーゴールドスミスは、1970年代にオーケストラからの解放を体現した。猿の惑星、チャイナタウン、

 

ジョンウィリアムす

華麗なる週末華麗なる週末、ウエストサイドストーリー、

ジョウズは音楽がなければ意味がない。エンジンのように加速させた。しかし2つの音しか使っていない。反応に訴える映画はこれでいい。ウィリアムズは音のあるべき場所に正しく配置できた。余計なものに注目させず、サメの接近だけを喚起させる音楽を作る。

最後には交響曲が待っていてあれは引き金。

映画音楽のルネッサンスだと思った。

 

スターウォーズ

映画館を出る時は、テーマ曲が焼き付いてた。スタンダードな交響曲だが史上最高傑作選。ウィリアムズあっての作品だ。

善悪の対比の映画音楽の象徴。

 

スーパーマン

ウィリアムズのテーマ曲なしで飛ぼうとしても、どこにも行けず落ちるだけ。

 

インディジョーンズ

メロディだけでも、ビートだけでも分かる。シンプルなフレーズだ。打楽器私は時間をかけてそれ以外ないと思えるまで突き詰めて考える。

 

ET

ラストは音楽が映画全体を支配している。この曲を使って今日は帰ってくれと言わんばかり。

 

ロンドンエアースタジオ

デヴィッドアーノルド 007 インディペンデンスデイ

スタジオが教会で築後100年。ジョージマーティンがスタジオにすると決めた。天井の高さをコントロール。マイクは100本。音楽と映像の距離感を自在に調節できる。アビィロードとは違う。

 

アビィロードスタジオ

ジョークレイマー ミッションインポッシブル

壁の吸音材を少なめにしていて、ライブのような音質になる。弾き終わった時の残響が魅力。スターウォーズもここで。

 

作曲家は監督の横で反応を観たい派と自分で指揮したい派に分かれる。

 

スタジオミュージシャンは練習しない。

その場で楽譜を読み、他の演奏者と合わせる。楽譜は言わば演奏者への手紙。微妙なズレもあるが、あるから合唱のように聞こえる。

 

ダニーエルフマン

メンインブラック、グッドウィルハンデング

ピーウィーの大冒険、バッドマン

平凡とは無縁。冒頭から別世界に連れて行くことを意識している。ジョンウィリアムスにはなりたくなかった。バーナードハーマンから学んだ、ルールはないことを思い出した。

 

トーマスニューマン

ショーシャンクの空、アメリカンビューティ、冒頭のマリンバアメリカンライフを不安定なものとうまく表現している。ニューマンの音楽には絶妙なあやふやさがある。頑張りすぎないところが個性的。特定のパートを決め、それをベースに他の要素を絡ませる。

全体を支配するムードからイメージを掴む。映像と一緒に2分間眺める。

 

模倣もあることは確かだが、新しい何かをもたらしたのは事実だ。

 

ハンスジマー

パイレーツオブカリビアンダークナイトインセプション

MTVが最初に流した歌詞は、

ビデオがラジオスターを殺した。

後ろにハンスジマーが立っている。

彼の映画音楽はロックのように激しい。

彼は革命児。パイレーツオブカリビアン。管楽器をギターのように使った。リズムを刻んだ。まるでオーケストラが弾くレッドツェペリン。

ダークナイトはオーケストラと電子音楽の境目を消した。どこで切り替わったか分からない。管楽器のフレーズの反復は彼の定番。

圧倒的なパワー。

インセプションの最後は圧巻。

 

ナインインチネイルズ トレントラズナー

ソーシャルネットワークドラゴンタトゥーの女、ガーンガール

ソーシャルネットワーク。人間臭いが精巧。闇を感じるが暖かい。

音楽次第で映画の温度みたいなもの、観客の印象が変わる。音楽をつけて作品に重みが増す。

斬新な音楽と映像が融合した時、驚異的な相乗効果が生まれるとレズナーは証明している。

彼らがもたらしたのは美しい混沌。

 

テクノロジーが進化した現代は、作曲家がプロデューサーにもなれる。

 

自分が子供の頃に覚えた感動を、他の人たちと共有出来るなんて最高の仕事だよ。しかも後世に残るなんて信じられない。映画は僕が死んでも観続けられる。

 

ハンスジマー

映画音楽の担い手は、日常的にオーケストラを使っている最後の人種だ。オーケストラが消滅すれば、文化に大きな亀裂が入る。人類にとって大きな損失だ。人間は弱い。楽しい会話は何時間でも出来るり言葉の裏に本当の自分を隠せるから。しかし音楽は自分をさらけ出している。だから聞かせることは不安だ。それでもこの仕事を愛している。

恐怖で妄想に駆られて死ぬほど悩むこともある。しかし辞める気はない。

 

新たな自分を発見する力と高い精神力がつねに求められる。責任が大きいから自分の力を疑い、もがき苦しむ。勿論壁にもぶつかる。やり遂げた達成感は格別。

映画音楽は20ー21世紀が生んだ偉大な芸術。